乾癬という病い

このブログは、難治性皮膚疾患である乾癬という病いとともに生きる、一人の人間の記録です。

生物学的製剤の変更

6回目のステラーラ投与日。

今日はステラーラを二本打ちする予定だった。だが診察室に入ると医師が、「情報として新しい生物が出るのでお知らせしておきますね。」とトレムフィアという製剤の冊子を渡してくれた。

トレムフィアの情報は私も得ていて、医師に聞こうと思っていた矢先だった。

トレムフィアはステラーラと同じくIL-23を抑制するが、ステラーラのIL-23p40に対してトレムフィアはIL-23p19を特異的に阻害するモノクローナル抗体だ。つまり狙っているサブユニットタンパク質が違うのだ。

そしてその効果も評判がいいという。トレムフィアの投与16週後のPASI90は69.8%、PASI100が27.0%という結果がでており、その後の効果の継続も認められているという。

身を乗り出すように興味を持って質問する私に医師は「次回はトレムフィア使ってみますか?」と聞いた。私は迷う事なく「はい」と答えた。

そのPASIスコアに私の胸は高鳴った。

次回3ヶ月後にトレムフィアを打つので今回ステラーラを二本ではなく一本にした。3ヶ月の間のみ、わざわざ二本打ってステラーラの効果を見る意味もあまりないと判断したからだ。

こんな風に、次々と新しい製剤が開発され承認される。自分の体は実験台だなと思いながらもそれを止める事が出来ない。

クリアな肌を私はそれほどに求めているのだ。

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