乾癬という病い

このブログは、難治性皮膚疾患である乾癬という病いとともに生きる、一人の人間の記録です。

生物学的製剤の投与

初診から10日後、私は再度病院へ行き、診察室に呼ばれた。前回受けたいくつかの検査結果に問題はなかった。

ではステラーラを打ちましょうと医師は言い、私のお腹の左側にそれを注射した。

ほんの数秒で終わった。

私は、いつ頃から効果が出はじめるんでしょうか、と質問した。

医師は、ステラーラは立ち上がりが良くないから、、そうですね、次の注射の時、1ヶ月後くらいから効果が現れると思いますよ、と答えた。

診察室を出て、会計機に並んだ。

診察券を入れると、画面には13万近くの金額が表示されていた。

胃のあたりがキュッと痛くなった。

しかし限度額適用認定証を利用するとそこから安くなり自己負担額は8万円程になる。

私は顔を上げ、8万で乾癬が肌から消えるなら安いもんだ、と思い直した。

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