トレムフィア3回目

トレムフィア3回目の投与日。最初の投与から12週経過。

最近は特に肘や脛、首回りはポツポツ皮疹が出ては軟膏を塗って抑えるの繰り返しだ。あとステラーラを打っていた頃から消えない500円玉2個分の大きさの皮疹が背中にはずっとある。

いつもの様に事前の検査を終え、診察室に入った。医師に「その後どうですか？」と聞かれ、私は「良い変化がないんです。首回りとかは見えるのでステロイド軟膏を塗っています」と答えた。

医師は一通り私の身体を診て、「そうですね…。では3回目を打ちましょうね」と言った。

私は「先生、これは効いてないんじゃないでしょうか。トレムフィアはすごく評判も経過も良いって聞いてますが、私には効いてないんじゃないかと思ってるんです。でもまだ焦るのは早いんでしょうか？」と尋ねると医師はすぐさま、「まだ全然焦る必要はないです」とはっきりと答えた。そして「確かに直ぐに劇的に効く患者さんもいらっしゃいます。だからと言って今、あなたが効いていないと判断するのは早すぎるしもったいないです。まだ2回しか打ってないんですよ？」

そうか、と思った。治療費も高額だし、劇的に効いて欲しいという自分の希望から、恐らくそういった例ばかりを無意識にネットでも拾っていた気がする。

でも考えてみるとステラーラで既に８割がたは寛解している。いま乾癬で生活に困ることは治療費以外にはあまりない。スカートだってはける。

その幸せをちゃんと噛み締めながら治療を続けていこう。まだまだ治療の選択肢はある。将来にはきっともっと有効な治療法もできるだろう。乾癬の治療法はここ数年で大きく変化している。明るい兆しが見える。

乾燥する季節。保湿はしっかりしながらあったかくして過ごしていこう。

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