皮膚がクリアになるにつれ、これから自分がしてみたい事をあれこれと考えるようになった。
まずは好きな服を着ること。半袖の服、スカート、ワンピース。
私は女性らしい服装に憧れていた。皮膚を隠すため、いつも長袖にパンツスタイルだったからだ。
その他にも次々とやってみたい事が浮かんでくる。
だがしかし、同時に私はある事を実感するのだ。
それは、自分はもう若くはないという現実だ。
必死に生きてきて、気がついたら人生において若い時期は既に過ぎていた。
だからといって何かを恨んだり後悔したりする事はない。
人生において若い時期は過ぎてしまったということを、ただ、知るのだ。
にほんブログ村